こどもちゃれんじの年中向けタブレット学習、「すてっぷタッチ5月号」のレビュー記事です。
すてっぷタッチを始めようか悩んでいる方に向け、教材の内容と難易度がわかるように紹介します。
- 5月号から始めようか悩んでいる
- 5月号の難易度を知りたい
- 5月号の内容を知りたい
すてっぷタッチ5月号について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
「すてっぷタッチの効果」を言語聴覚士視点でレビューした記事もありますので、合わせてお読みください。
くろねこ
- 国家資格:言語聴覚士(ST)免許保有
- 総合病院で働く子ども分野の言語聴覚士
- 男の子・女の子を子育て中
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すてっぷタッチ5月号の概要
すてっぷタッチ5月号のテーマは「おもちゃ」です。
しまじろうがおもちゃ作りをしたり、並べたり、「おもちゃ」に関連した問題が多くありました。
すてっぷタッチ5月号のタブレット教材配信日
5月号のタブレット教材は4月25日に配信されました。
すてっぷタッチ5月号の教材量
タブレット教材は
- 基本的な内容の「メインレッスン」が25レッスン
- 難易度の高い「プラスレッスン」が15レッスン
の計40レッスンで構成されています。このレッスン数は毎月同じです。
どのレッスンも3~5分程度で終わる内容になっているよ。
5月号で学ぶテーマ
すてっぷタッチでは11のテーマを学びますが、「カタカナ・とけい・アート」の3テーマは5月号でもまだありません。
4月号でも「カタカナ・とけい・アート」のレッスンはなかったよ。
すてっぷタッチ5月号の「メインレッスン」
メインレッスンは25レッスンあります。レッスンの一部を紹介しますね。
ひらがなを書く練習
5月号のひらがなを書く練習は、「折り返しのあるひらがな」です。
具体的には「て、そ、れ、ん」などの、なぞり書きです。
運筆練習も「折り返し」のあるレッスンになっていますよ。
「書き順」や「動き」をナビゲートしてくれるので、ひらがなを書く練習を「始めたばかりの子」にちょうどいい難易度です。
ひらがなを読む練習
ひらがなの読み練習では、正しい「ひらがな」を選択する問題がありました。
5月号では「ん」の練習です。
「ん」はしっかり発音しない文字のため難易度は少し高め。
このレッスンは「ひらがな」がある程度読めないお子さんだと難しいでしょう。
数の問題
5月号のメインレッスンでは「6」までの数を数える問題がありました。
「6」まで数えられ、数字を読める子なら正解することができる問題になっています。
図形
5月号では、丸、三角、四角といった基本図形のレッスンが多くありました。
形を見分ける「視覚認知」のスキルが育まれる内容ですね。
4月号に比べて図形のレッスンは明らかに多いよ!
自然科学
5月号では、ツバメの食べるもの、巣作り、飛行の特徴、オスメスの違いなどを、動く映像で学びます。
5月はツバメが日本に帰ってきて、巣作りや子育てを始める時期。
実際にツバメを見たときに、興味を深めることができます。
ルール・マナー
「横断歩道」をテーマにした、しまじろうのアニメーションがありました。
道路の横断は、信号のある場所で行う必要があることを学びます。
また、信号が青でも車が来ていないか確認し、青信号の点滅では渡らないといった交通ルールを知る機会になります。
英語
出てくる英単語はネイティブの発音ですが、問題は日本語で説明されます。
5月号では「Happy birthday」について、ネイティブの発音を歌やゲームで繰り返し聞きます。
すてっぷタッチ4月号の「プラスレッスン」
プラスレッスンは15レッスン用意されています。
- もっとたくさん取り組みたい
- 解きごたえのある問題をやりたい
というお子さん向けのレッスンです。
「プラスレッスン」の数の問題
上の問題は、3匹の状態から「7匹になるように動かそう」という数の合成の問題。
足し算につながる内容です。
プラスレッスンはメインレッスンに比べて難易度が高くなっています。
「プラスレッスン」の絵合わせ
絵合わせの問題も、選択肢の違いが少ししかないのでかなり難易度は高いです。
難しいね。
「プラスレッスン」の考える力
写真は、左下の3つの歯車が動いていて、2個の歯車を使ってオレンジの歯車を回すという問題。
正解が複数あり、プログラミング的な思考が必要な問題です。
これは「動く映像」で学べるタブレット学習ならではの問題だね!
すてっぷタッチ5月号のその他の教材
5月号はタブレットコンテンツのみの月です。
家に届く教材はありません。
奇数月はタブレットコンテンツだけだよ。
言語聴覚士視点でよいと感じたところ
すてっぷタッチ5月号の内容をみて、言語聴覚士視点でよいと感じた点を2つ紹介します。
鉛筆の持ち方・書く姿勢の案内がある
すてっぷタッチでは、鉛筆の持ち方と書く時の姿勢の案内があります。
正しい持ち方と姿勢を身につけることが、手指にかかる負担が少なくなり、疲れにくくなります。
書く練習をはじめたばかりの時にこそ、
- 鉛筆の正しい持ち方
- 正しい書く姿勢
を身につけておくことが大切なため、しまじろうの映像で案内されることはよいと感じました。
少しずつ難易度が上がっていく
すてっぷタッチでは、1レッスン3~4問のものが多いですが、その3~4問の中でも少しずつ難易度が上がっていきます。
選択肢が増えたり、選択肢が似たものになったり。
少しずつ難易度を上げることは「スモールステップ」と言って、実際のリハビリの現場でも使用する方法です。
まとめ
以上が、こどもちゃれんじ、「すてっぷタッチ5月号」の内容です。
教材の難易度としては4月号とほぼ同様で、
- ひらがなが書けなくても大丈夫
- ひらがな・数字がまったく読めないと難しい
という難易度になっています。
その中でも、5月号では「ひらがなを書く練習」の難易度が4月号に比べて少し上がっています。
さらに、5月号は図形のレッスンが多めでした。
この記事が、入会を検討している方の参考になればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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