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くろねこ
【言語聴覚士】
総合病院で働く子ども分野の言語聴覚士(小児ST)。
「ことばの発達」が専門ですが、身辺自立・運動発達の知識もあります。
「幼児ことばの教室」「通級指導教室」の先生を対象とした研修で講師もしています。

じゃんぷタッチの効果は?年長で実感した変化と注意点を実体験レビュー

『タブレット学習って、うちの子にも合うのかな?』

年長さん向けの通信教材を選ぶとき、多くのご家庭が一度は悩むポイントですよね。

わが家では、年長になった子どもがこどもちゃれんじのタブレット教材『じゃんぷタッチ』を受講しました。

使いはじめてからは、毎日机に向かう習慣が自然と身につきました。

ひらがなや時計の読み方にも自信をもてるようになり、うれしい変化がたくさん見られています。

この記事では以下の内容について、言語聴覚士としての視点を交えながら、わかりやすくまとめています。

こどもちゃれんじ『じゃんぷタッチ』
この記事でわかること
  • 『じゃんぷタッチ』を選んだ理由
  • 実際にみられた子どもの変化
  • 紙教材や他のタブレット教材との比較

通信教材をどれにしようか悩んでいる方の参考になればうれしいです。

この記事を書いた人

くろねこ

  • 総合病院で働く『子ども分野の言語聴覚士』
  • 幼児ことばの教室や通級指導教室の先生を対象に、勉強会の講師としても活動中
  • 日本言語聴覚士協会など、関連学会での発表経験が豊富
受講した子

10月生まれの年長さん。

  • 絵本や工作が好きで、好きなことにはとことん集中します。ことばの理解や記憶力はしっかりしていて、コツコツ学ぶのが得意。
  • ただ、少し理屈っぽく、苦手なことはやりたがらない一面もあります。
目次

じゃんぷタッチってどんな教材?

『じゃんぷタッチって実際どんな教材?』という方向けに、対象年齢や教材の構成、料金など基本情報をまとめました。

対象年齢・特徴・全体の構成

じゃんぷタッチで使用する教材

『じゃんぷタッチ』は、年長(5〜6歳)のお子さんを対象にした通信教材です。

タブレットを使った学習を中心に、紙のワークやエデュトイも組み合わせながら、1年間で『小学校入学前に身につけておきたい力』を楽しみながら学べる内容になっています。

主な特徴を表にまとめました。

項目内容
対象年齢年長(5~6歳)
教材の構成タブレット+紙教材+エデュトイ
学べる内容ひらがな・カタカナ・数字・時計・考える力・英語・プログラミングなど
学習スタイル毎月25日に配信/好きな時間に学べる
特徴しまじろうと一緒に学ぶ
動画や音声で視覚的に学べる
ごほうび機能あり

学習内容は12のテーマに分かれており、毎月のレッスンは「メインレッスン(基礎)」と「プラスレッスン(応用)」の2つで構成されています。

基礎をしっかり学んだあとに、少し難しい問題にも挑戦できるようになっているのが特徴です。

くろねこ

年長さんの発達に合ったテーマ設計になっているよ!

届く教材一覧(タブレット・紙教材・エデュトイ)

『じゃんぷタッチ』で使用する教材は、大きく分けて「タブレット」「紙のワーク」「エデュトイ」の3種類です。

それぞれの特徴について、実際に届いた教材の写真とともに紹介します。

タブレット

じゃんぷタッチで使用する『チャレンジパッド』

タブレットは『じゃんぷタッチ』のメイン教材です。

専用のタッチペンを使って操作しながら、ひらがなや数、時計、考える力、英語など、年長さんが身につけたい力を楽しく学ぶことができます。

しまじろうがナビゲートしてくれるので、子どもも自分から意欲的に学習に取り組むことがでます。

くろねこ

毎月25日に新しい内容(レッスン)が配信されるよ!

紙教材(年3回)

じゃんぷタッチの紙教材

紙のワークは、4月・8月・12月号に届く補助教材です。

タブレットで学んだ内容を、実際に紙に書いて復習することで、書く力の定着をサポートしてくれます。

量は多くありませんが、鉛筆の使い方や字形を確認しながらじっくり学びたい場面で活用できます。

年に3回という頻度もちょうどよく、「やるべきことが多すぎない」点も、わが家には合っていました。

エデュトイ(年2回)

じゃんぷタッチのエデュトイ

エデュトイは、4月号と10月号に届くタブレット連動型の知育おもちゃです。

4月号の「パワーアップコントローラー」は、ミニゲームやプログラミング課題に挑戦できるアイテムで、遊びながら“考える力”を育てます。

10月号の「1にち1かい べんきょうデジタルスタンプ」は、レッスン前にカレンダーにスタンプを押すことで、毎日の学習を楽しく始める習慣づけに役立ちます。

どちらも、手を動かして学ぶ体験ができるのが魅力。画面だけで完結しない学びに、子どもの興味がさらに深まりました。

料金とタブレット代・サポート体制について

『じゃんぷタッチ』は12か月分一括払いで申し込むと、月あたりの料金がお得になります。

タブレット代やサポート制度もあわせて確認しておきましょう。

項目内容
毎月払い月額3,990円
12ヶ月一括払い月額換算3,230円(年間38,760円)
タブレット代無料(6カ月以上の継続が条件)
6カ月未満で退会した場合は8,300円
タブレット故障時通常価格:39,800円
サポート加入時:3,300円(チャレンジパッドサポートサービス)
サポート料金月額300~360円(介入期間によって異なる)

タブレット代がどんな条件で発生するか、図にまとめました。

じゃんぷタッチのタブレット代まとめ

「6カ月以上の継続が条件」と聞くと不安になる方もいるかもしれませんが、わが家の場合、半年以上しっかり続けられたので問題ありませんでした。

また、サポートサービスに加入しておくと、タブレット破損時の費用を大きく抑えられるので安心です。

チャレンジパッドサポートサービスの内容

どうして「じゃんぷタッチ」を選んだの?

わが家の娘は年中さんまで『こどもちゃれんじ』を受講していました。

こどもちゃれんじの継続か、他の教材への乗り換えか。わが家でもいろいろと検討した結果、『じゃんぷタッチ』を選びました。

その理由を、子どもの性格や学習スタイルと合わせてご紹介します。

検討していた他の教材(紙のじゃんぷ/すまいるぜみ)

年長になるタイミングで、それまで続けてきたこどもちゃれんじをこのまま継続するか、他の教材に乗り換えるかを検討しました。

候補は、紙教材でじっくり学べる『じゃんぷ』と、兄が使っていたタブレット学習の『すまいるぜみ』。

兄が実際に使っていた『すまいるぜみ』のタブレット

どちらも魅力的でしたが、最終的には『じゃんぷタッチ』を選ぶことにしました。

子どもの性格・学び方との相性

わが家の子は、理解力が高くコツコツ取り組むタイプですが、少し理屈っぽく、苦手なことには消極的な一面もあります。

自分のペースで進められるタブレット学習は、そんな性格に合っていると感じました。

しまじろうがナビしてくれることで、最初のハードルも下がり、「やってみようかな」という気持ちにつながっているようです。

しまじろうが学びをサポート
くろねこ

子どもの性格に合った教材選びを心がけたよ。

親として重視したポイント

親としては、「楽しく学べること」と「書く経験も取り入れたいこと」が選ぶ上でのポイントでした。

『じゃんぷタッチ』はタブレットに加えて紙のワークやエデュトイも届くので、学びのバランスがとれていると感じました。

無理なく続けられそう、という安心感もあり、わが家にはちょうどよい教材だと感じました。

実際に受講してみて…わが家の子の変化

『じゃんぷタッチ』を使い始めてから、わが家の子に見られた変化について実体験をもとに紹介します。

子どもの変化
  • 自分から学習に取り組むようになった
  • ひらがな・カタカナの書きが上達した
  • 時計など生活力が育った
  • 自信をもって取り組めるようになった

自分から学習に取り組むようになった

以前は「今やろうか」と声をかけても、なかなか動き出せないこともありました。

でも、じゃんぷタッチを始めてからは、自分から学習を始める姿が増えてきました。

特に助けになったのが、しまじろうの声かけ。

設定した時刻になるとタブレットが自動的に起動し、「タッチの時間だよ」としまじろうが呼びかけてくれます。

この機能のおかげで、子ども自身が「今からやろう」と気持ちを切り替えやすくなり、自然と机に向かう流れができました。

しまじろうの誘いが学習のきっかけに

起動すると、その日に取り組むレッスンを3つ自動で提案してくれるので、子どもも迷わず始めやすくなっています。

毎回自動で取り組むレッスンを提案してくれる

「今日は何をやろう?」と悩むことがなく、学習への導入がとてもスムーズでした。

ひらがな・カタカナの書きが上達した

読みは得意でも、「書く」のはあまり好きではなかったわが子。

ですが、タブレットでのなぞり書きを重ねるうちに、文字の形を意識して丁寧に書けるようになってきました。

なぞり書き練習の画面

始めやすい文字からスタートできて、繰り返し練習できるのもよかったです。

本人も「今日はきれいに書けた!」とうれしそうに話すことが増え、最近ではカタカナにも挑戦しています。

タブレット上のなぞり書きは、「目で見て手を動かす」練習にもなります。

書く力の土台づくりとして、ちょうどよいステップだと感じました。

時計など生活力が育った

じゃんぷタッチでは、「時計の読み方」など、日常生活に必要な力もバランスよく学べます。

時計の読み方も楽しく学べる

「1時ちょっと前」といった時間の感覚にも、自然と親しめました。

ルールや仕組みに関心があるわが子にとって、時計の単元は特に楽しかったようです。

視覚的にわかりやすく説明してくれるタブレットの強みも活きていたと感じます。

視覚的にわかりやすい説明

こうした生活に直結するテーマに、遊びながら触れられるのは家庭学習ならではのよさですね。

自信を持って取り組めるようになった

じゃんぷタッチを始めてから、「ちょっとやってみる!」という前向きな言葉が自然と出るようになりました。

それまでは、間違えることを嫌がって苦手な課題を避ける傾向がありましたが、今では「とりあえずやってみよう」と手を出せるようになっています。

理由のひとつは、間違えてもバツがつかない安心感。

間違えても×がつかない

間違えたときには、しまじろうが「あれれ?」と優しく声をかけてくれて、すぐにもう一度挑戦できるようになっています。

この声かけがあることで、「間違えても大丈夫」と思えるようになり、落ち着いて取り組めているようです。

正解したときには、しまじろうがしっかり褒めてくれますし、終わった後のご褒美も励みになっていました。

くろねこ

成功体験の積み重ねが、少しずつ自信につながっていったよ。

受講してよかったこと&気をつけたい点

『じゃんぷタッチ』を使ってみて実感した、親子それぞれの「よかったこと」と「気をつけたいと感じたこと」をまとめました。

よかったこと

楽しみながら続けられた

毎月25日に新しい内容が配信されるので、子どもは「今日は新しいレッスンだよね?」と配信日を心待ちにしていました。

「レッスンが終わったらごほうびがもらえる」といった仕組みも、毎回の楽しみになっていたようです。

自然と机に向かう習慣がつき、「勉強=楽しいもの」という感覚が育ってきたように感じました。

子どものモチベーションになったご褒美

親がつきっきりじゃなくても進められた

『じゃんぷタッチ』は、子どもが一人で取り組みやすい工夫がたくさんあります。

問題文は音声で読み上げられるので、ひらがながまだ十分に読めない子でも、自力で内容を理解しながら進めることができます。

問題文を読み上げてくれるのもタブレット学習ならではの特徴

さらに、自動で丸つけしてくれる機能があるため、親が横についてチェックしなくても、すぐに正解・不正解がわかる仕組みになっています。

正解するとすぐに正誤がわかる

こうしたサポート機能のおかげで、最初から最後まで子どもだけで取り組める場面が増えました。

忙しいときにも学習の流れが止まらず、親としても安心して任せることができました。

子どもの成果が見えるのがうれしい

学習の内容や進み具合がメールで届くので、どんなことを頑張っているのかが一目でわかりました。

特に、「今日はこんな字が書けたよ」といった内容が、画像つきで届くのはとてもありがたかったです。

学習の様子を知ることで、声かけや励ましも自然にできるようになりました。

くろねこ

1人で完結しがちだからこそ、学習の様子がわかるのがよかったよ。

気をつけたい点

タブレットの使いすぎには注意が必要

やりたい気持ちが強く、つい長く触ってしまうこともありました。

わが家では、30分使うと自動で休憩を促す設定にしていました。

親からの声かけだと納得しにくいときも、タブレットからの案内なら素直に応じやすく、子ども自身も切り替えやすくなっていました。

テンポが合わないと感じる場面もあった

1問ごとに説明やアニメーションが入るため、テンポがゆっくりめです。

問題に入る前に説明のアニメーションを見ないといけない

慣れてくると「もう少しサクサク進めたいな」と感じることもあったようです。

すぐに次の問題に進みたいときには、紙教材の方がサクサク進められるかもしれません。

わかっていなくても正解できてしまうことも

選択式の問題では、間違えると「あれれ?」としまじろうが声をかけ、正解するまで何度でも選び直せる仕組みになっています。

そのため、わかっていなくても何となく当てて進んでしまうことがありました。

きちんと理解できているかを知りたいときは、親が少し声をかけて確認してあげると安心です。

紙教材の「じゃんぷ」とどう違う?

年長向けのこどもちゃれんじには、「じゃんぷ(紙教材中心)」と「じゃんぷタッチ(タブレット中心)」の2つのスタイルがあります。

ここでは実際の使用経験をもとに、「じゃんぷ」と「じゃんぷタッチ」の違いや、どんな子に合っているかを具体的に紹介します。

学習スタイルの違い(紙 vs タブレット)

「じゃんぷ」は紙のワークやエデュトイを使って、親子で一緒に取り組むスタイルが基本です。

問題を声に出して読んだり、一緒に考えたりしながら、じっくり学ぶスタイルです。

紙のワークとエデュトイで学ぶこどもちゃれんじ『じゃんぷ』

一方「じゃんぷタッチ」は、タブレットを中心に学ぶスタイル。

問題は読み上げてくれて、丸つけも自動。子ども一人でもスムーズに取り組めるようになっています。

親の手をあまり借りずに進められる点が、「じゃんぷタッチ」最大の特徴です。

教材の量と進め方の違い

「じゃんぷ」では、毎月届く紙のワークを中心に進めていきます。

ページをめくって好きなところから取り組めるため、自由度が高く、自分の興味に合わせて進めやすいスタイルです。

ただし、一度書き込んでしまうと、くり返し解くことが難しいのは紙教材のデメリットかもしれません。

紙のワークは繰り返しできない

一方「じゃんぷタッチ」は、毎月タブレットに46レッスンが配信され、自分の好きなレッスンから選んで取り組むことができます。

『じゃんぷタッチ』のレッスン一覧

1回のレッスンが短く区切られているため、集中しやすく、毎日続けやすい設計になっています。

また、タブレットなら同じレッスンを何度でもやり直せるため、「わかった!」「できた!」という経験を積み重ねやすい点も魅力です。

じゃんぷタッチの1月に配信される46レッスンをすべて終えるには、約5~6時間かかります。1回あたりのレッスン時間は短くても、全体としてはしっかりとしたボリュームがあります

それぞれに向いている子のタイプ

どちらが良いかは、子どもの性格や家庭のスタイルによって変わります。 

『じゃんぷ』が向いている子
『じゃんぷタッチ』が向いている子
  • 親子で一緒に学習を楽しみたい子
  • 書くことが好きな子
  • 自分のペースで進めたい子
  • タブレットや音声ナビで楽しく学びたい子
  • 一人でもコツコツ取り組める子
  • 文字や数の理解に苦手意識がある子(視覚的なサポートが多い)

どちらの教材にも、「こどもちゃれんじ」らしい楽しい仕掛けがたくさんあります。

選ぶときは、お子さんの性格やご家庭のペースに合っているかがいちばん大事です。

すまいるぜみと比較してどうだった?

『すまいるぜみ』は兄が受講していたこともあり、タブレット学習としての完成度が高く、わが家でも信頼している教材のひとつです。

ここでは、実際に『じゃんぷタッチ』と比べて感じた違いを、3つのポイントに分けてまとめました。

比較したポイント
  • 料金・学習内容・難易度の違い
  • タブレットの仕様と操作性
  • わが家はなぜ『じゃんぷタッチ』を選んだか

料金・学習内容・難易度の違い

まずは、料金や学習のボリューム、難易度の方向性について表にまとめました。

スクロールできます
項目じゃんぷタッチすまいるぜみ
料金(月あたり)年一括:3,230円
毎月払い:3,990円
年一括:3,278円
毎月払い:3,960円
タブレット代無料(6カ月以上継続が条件)
※6カ月未満で退会時は8,300円
初回10,978円(専用タブレット代)
学習の範囲国語・算数・英語・プログラミング・生活・ルール・表現力など国語・算数・英語・生活・プログラミング・理科的な思考など
1ヶ月の学習量約46レッスン約20~25講座
難易度の特徴年齢にあった基礎~標準レベル中心年齢の枠を超えた応用・先取り学習も可能

どちらも月額の料金はほぼ同じですが、大きな違いはタブレット代です。

『じゃんぷタッチ』は6カ月以上続ければ無料になるのに対し、『すまいるぜみ』は初回に1万円近くの端末費用が必要です。

学習内容の方向性:「広く浅く」 vs 「じっくり深く」

『じゃんぷタッチ』は、国語・算数・英語・プログラミング・生活・表現など12のテーマを幅広く学べる構成です。

『じゃんぷタッチ』で学ぶ12のテーマ

しまじろうと一緒に進める仕掛けが多く、「学習を楽しむこと」に重点を置いた内容になっています。

一方、『すまいるぜみ』は、「もっと知りたい」「挑戦したい」子に向けた発展的な学習構成。

「コアトレ」という発展講座など、学年を越えた問題にも取り組めるので、学力の底上げを目指したい家庭に向いている印象です。

学年を越えた学びができる『すまいるぜみのコアトレ』
くろねこ

娘は「楽しく学ぶこと」を最優先して『じゃんぷタッチ』にしたよ。

タブレットの仕様と操作性

どちらの教材もタッチペンを使い、子どもが直感的に操作できる工夫があります。

一人でも学習を進めやすい点は共通しており、どちらも使い勝手に大きな差はありません。

ただし、タブレット本体の質感や書き味にはやや差を感じました。

『じゃんぷタッチ』と『すまいるぜみ』のタブレット

『すまいるぜみ』のタブレットは、画面の高精細さや重量感、ペンの反応の良さなど、学習専用端末としての完成度が高い印象です。

『じゃんぷタッチ』のタブレットはやや軽めで、素材にプラスチック感がある分、ややカジュアルな印象を受けました。ペンの書き味もさらっとしており、好みによって評価が分かれそうです。

ただ、実際に使っていた子ども自身はどちらも問題なく使いこなしていたので、大きなデメリットではありませんでした。

わが家はなぜ『じゃんぷタッチ』を選んだか

正直なところ、最後までかなり迷いました。『すまいるぜみ』にも大きな魅力があるからです。

でも、わが家が最終的に『じゃんぷタッチ』を選んだ決め手は、「学ぶこと=楽しいこと」と実感できる点でした。

しまじろうの声かけや画面演出など、子どものモチベーションを引き出す仕組みがたくさんある『じゃんぷタッチ』。

うちの子には、「できることを増やす」よりも「楽しく取り組めるかどうか」が大切でした。

また、紙ワークやエデュトイが届くことで、手を動かしながらの学びもバランスよく取り入れられる点も安心材料でした。

「家庭で無理なく、笑顔で続けられる学び」を重視した結果、『じゃんぷタッチ』がぴったりだったと実感しています。

じゃんぷタッチはこんな子・ご家庭におすすめ!

『じゃんぷタッチ』は、ただ楽しいだけでなく、学習習慣づけや生活に必要な力を育てる仕掛けがしっかりある教材です。

実際に使ってみて、「こういう子に向いているな」と感じたポイントを、3つ紹介します。

じゃんぷタッチがおすすめな子・家庭
  • しまじろうが好きな子
  • 自分から学習習慣をつけたい子
  • 忙しい家庭・共働き家庭

しまじろうが大好きな子

『じゃんぷタッチ』では、毎日のレッスンをしまじろうがしっかりナビゲートしてくれます。

「いっしょにやってみよう!」「がんばったね!」といった声かけが、子どものやる気を自然に引き出してくれます。

キャラクターとのやりとりがあることで、学びへのハードルがぐっと下がり、「やってみたい」という気持ちが芽生えるきっかけになります。

遊びの延長のように取り組めるので、「学習の入り口」としてぴったりの教材です。

自分から学習習慣をつけたい子

『じゃんぷタッチ』には、「やることが明確」「レッスンが短くて集中しやすい」など、子どもが自発的に学べる工夫がたくさんあります。

レッスンが終わるとシールやごほうびがもらえるなど、達成感が得られる仕掛けも豊富。

ご褒美を集めることが子どもモチベーションにつながる

わが家でも、「今日はやっておこうかな」という気持ちが育ち、自然と机に向かうようになりました。

「親に言われる前に、自分から学習を始める」きっかけをつくりたいご家庭には、特におすすめです。

くろねこ

習慣化は「仕組み化」することで身についたよ。

忙しい家庭・共働き家庭

毎日の声かけや付き添いが難しいご家庭でも、『じゃんぷタッチ』なら無理なく取り組めます。

タブレットが問題を読み上げてくれたり、自動で丸つけしてくれたりするので、子どもひとりでもスムーズに学習を進められます。

また、「今日のがんばり」がメールで届く仕組みもあるため、保護者も子どもの様子をしっかり把握できます。

忙しいときでも、子どもが自分のペースで取り組めるというのは、共働き家庭にとって大きな安心材料だと感じました。

じゃんぷタッチをお得に始める方法

通信教材を始めるとき、できれば少しでもお得にスタートしたいですよね。

『じゃんぷタッチ』には、紹介制度や一括払い割引など、入会前にチェックしておきたいお得な仕組みがあります。

ここでは、実際に入会前に検討した「お得な始め方」を3つ紹介します。

紹介制度を利用する

『こどもちゃれんじ』には、すでに入会しているお友達や兄弟から紹介を受けると、紹介した人・された人の両方にプレゼントがもらえる「紹介制度」があります。

プレゼントの内容は時期によって異なりますが、しまじろうグッズや学習系おもちゃなど、子どもが喜ぶものが多い印象でした。

▶︎入会を検討している場合は、知り合いに受講している人がいないか聞いてみるのがおすすめです。

12か月一括払いで安く始める

『じゃんぷタッチ』は、月払いより12か月一括払いの方が、月々の負担がグッと抑えられる設定になっています。

実際の料金を比較すると、以下のようになります。

支払い方法月あたりの料金年間合計
毎月払い3,990円47,880円
一括払い3,230円38,760円

一括で支払うと年間で9,120円もお得に。途中で退会した場合も、残りの月数分は返金されるので安心です。

わが家でもこの制度を利用して始めましたが、「先にまとめて払っておいてよかった!」と感じるくらい、無理なく続けられています。

期間限定キャンペーンにも注目

『こどもちゃれんじ』では、入会時期によって限定のプレゼントや特典キャンペーンを実施していることがあります。

例えば、

  • 入会月限定の知育おもちゃ
  • 通常より豪華な紹介制度のプレゼント
  • 全員プレゼントキャンペーン など

時期によって内容が変わるので、公式サイトのキャンペーン情報をチェックしてから申し込むのがおすすめです。

よくある質問(Q&A)

『じゃんぷタッチ』を始める前に気になる疑問や不安について、実際に使ってみた体験もふまえて、よくある質問をQ&A形式でまとめました。

使用時間の制限はできる?

はい、1日の使用時間を制限する機能があります。

わが家では「1日30分」に設定していますが、時間になると自動的にロックがかかる仕組みです。

そのため、つい長時間使ってしまう心配がありません。

また、画面には「目を休めてね」といった声かけも表示されるので、視力への配慮も感じられました。

設定で1日の使用時間を制限できる
兄弟で使いまわせる?

基本的には、1台のタブレットに対して1人の契約となっており、兄弟での使いまわしは推奨されていません。

アカウントを分ける機能がないため、学習記録や進み具合が混ざってしまう可能性があります。

ただし、下の子が簡単なゲームやエデュトイを楽しむ程度なら使っても問題ありません。

本格的に使いたい場合は、別途契約するのがよいでしょう。

紙教材はどのくらい届く?

『じゃんぷタッチ』はタブレット学習がメインですが、年に3回、紙のワークも届きます。

届くタイミングは以下の通りです:

  • 4月号
  • 8月号
  • 12月号

内容は、タブレットで学んだことを実際に書いて確認できるワーク形式になっていて、書く練習や復習にちょうど良い分量です。

わが家では「ワークが届くと特別感があってうれしい!」と、子どもも楽しみにしています。

まとめ|じゃんぷタッチで「学ぶ力」が育った!

じゃんぷタッチを使い始めて数カ月、「学ぶこと=楽しいこと」という感覚が、わが家の子どもの中に少しずつ根づいてきたのを感じています。

毎日の学習が習慣になり、自然と机に向かうようになったこと。

文字を書いたり、時計を読んだりといった生活に役立つ力が、目に見えるかたちで積み重なっていく様子は、親としてもうれしい変化でした。

特に、間違えても優しく促してくれる仕組みが、「やってみよう!」という気持ちを後押ししてくれたように思います。

安心してチャレンジできる環境があるからこそ、前向きに学ぶ力が育っていくのだと実感しました。

「子どもに合ったペースで、楽しみながら学ばせたい」そんなご家庭には、じゃんぷタッチはとても満足度の高い教材だと感じています。

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