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くろねこ
【言語聴覚士】
総合病院で働く子ども分野の言語聴覚士(小児ST)。
「ことばの発達」が専門ですが、身辺自立・運動発達の知識もあります。
「幼児ことばの教室」「通級指導教室」の先生を対象とした研修で講師もしています。

【言語聴覚士の口コミ】こどもちゃれんじ年長「じゃんぷ」を選んだ理由とその効果

わが家には年長になる息子がいて、小学校入学までにある程度の学力をつけておきたいと考えていました。

そして

  • こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉
  • こどもちゃれんじ〈じゃんぷタッチ〉
  • すまいるぜみ
  • 幼児ポピー

の4つを検討し、「こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉」を選択しました。

この記事では、こどもちゃれんじの年長(5・6歳)コースの「じゃんぷ」について、

  • 私が選んだ理由
  • 実際に利用して感じたメリット・デメリット

をお伝えします。

私は、このサイトの運営者「くろねこ」と同じ職場で働く言語聴覚士で、発達に関する知識もあります。

小学校入学に向けて、どの幼児教材を始めようか悩んでいる方のヒントになれば大変うれしいです。

この記事を書いた人

みけねこ

  • 総合病院で働く言語聴覚士
  • 小2女児、年長男児の母親
受講した子(4月のころ)

保育園に通う年長の男の子

  • 好奇心旺盛で飽きっぽい
  • ひらがなは読めるが書けない
  • 時計は読めない

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目次

こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉を選んだ理由

私が、こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉を選んだのは以下の2つの理由からです。

  • 紙のワークがよかった
  • 子どもの性格からエデュトイが合っていそうだった

結果からお伝えすると、〈じゃんぷ〉を始めてすごく満足しています。

その理由をお伝えするために「幼児教材を始めた経緯」「他に検討した幼児教材」について説明しますね。

こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉を始めた経緯

息子は(少し)落ち着きがなく、小学校入学後の環境の変化に慣れるのに時間がかかりそうな気がしていました。

そのため、入学後の授業であわてないように、年長さんのうちにある程度の学力をつけておきたいと考えていました。

入学前につけておきたいと考えていたのは以下の3点です。

入学までに身につけたいこと
  • ひらがな・カタカナが書ける
  • 10までの数字の足し引き
  • 時計が読める

この3つの力をつけるために、自宅でできる幼児教材を探しました。

検討した幼児教材4つ

いろいろ調べて4つの教材に絞りました。

検討した幼児教材
  • こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉
  • こどもちゃれんじ〈じゃんぷタッチ〉
  • すまいるぜみ
  • 幼児ポピー

4つの教材の特徴をまとめると以下の通りです。

教材名こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉こどもちゃれんじ〈じゃんぷタッチ〉すまいるぜみ幼児ポピー〈あおどり〉
教材紙のワーク、エデュトイ、絵本タブレットがメインタブレットのみ紙のワーク、絵本
エデュトイ多い少しなしなし
受講費(年払い)2,730円/月3,230円/月3,278円/月
タブレット代別
1,425円/月
受講費(毎月払い)3,290円/月3,990円/月3,960円/月
タブレット代別
1,500円/月
運営会社ベネッセコーポレーションベネッセコーポレーションジャストシステム新学社
検討した4教材の比較

こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉にした理由

上にも記載しましたが、〈じゃんぷ〉を選んだ理由は以下の2つです。

「じゃんぷ」を選んだ理由
  • 紙のワークがよかった
  • 子どもの性格からエデュトイが合っていそうだった

紙のワークがよかった

4つの幼児教材を資料請求して、内容を検討しました。

まず、夫婦で話し合ったのは「保育園児にタブレットってどうなんだろう」ということ。

結局、わが家では「紙に鉛筆で書く経験」を大切にしようということになりました。

鉛筆を使いはじめる時期にこそ、

  • 書きながら鉛筆の芯が減っていく感覚
  • 筆圧によって濃さが変わる経験
  • 消しゴムで消す経験

など、本物の鉛筆で書くことを大切にしたいと考えたからです。

その結果4つの教材のうち、タブレット学習のコースを除いて「こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉」「幼児ポピー〈あおどり〉」が候補になりました。

好奇心旺盛でエデュトイが合ってそうだった

実は、わが家には小学校2年生になる長女がいるのですが、長女はポピーを利用していました。

長女にはポピーが合っていたのですが、飽きっぽい性格の息子には向いていないように思いました。

むしろ、こどもちゃれんじのエデュトイに夢中になる姿が容易にイメージできました。

そのため、「幼児ポピー〈あおどり〉」は候補から消え、「こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉に決まりました。


以上が、わが家が「こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉」を選んだ理由です。

こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉のよい口コミ

私は「こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉」を選んで、よかったと感じています。

実際に〈じゃんぷ〉を利用して、子どもが身についたことを5つ紹介しますね。

〈じゃんぷ〉で身についたこと
  • 学習習慣が身についた
  • ひらがな・カタカナが書けるようになった
  • 数の理解ができるようになった
  • 時計が読めるようになった
  • プログラミング学習ができた

それぞれお伝えします。

学習習慣が身についた

わが家では〈じゃんぷ〉を始めたときの目標の1つとして、就学までに「毎日5分机に向かって学習する」を挙げていました。

結果としては〈じゃんぷ〉をはじめて5分の学習習慣が身についています。

そして、振り返ってみると、学習習慣が身についた理由として以下の3つがあるように感じています。

①エデュトイが性格に合っていた

〈じゃんぷ〉のエデュトイ

エデュトイは、こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉の教材に含まれる、子どもが学習に取り組むためのおもちゃです。

電池で動く高性能なエデュトイは、好奇心旺盛な息子の性格に合っていました

机に向かって、楽しみながら学習する(遊ぶ)ことが、学習習慣の獲得につながったと思います。

②科学的な好奇心を満たしてくれる内容

からだの仕組みを知る図鑑

息子は5才頃から生き物に興味を持つようになっていました。

こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉の教材は、科学的な内容を多く取り入れています。

息子の興味と〈じゃんぷ〉の教材がピッタリ合っていました。

③難し過ぎない問題

息子は正解するとニコニコしていますが、間違えることは大嫌い。

こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉の教材は、子どもの理解度に合わせて難し過ぎないように作られています。

たくさん正解することで、息子はモチベーションが上がりました。


このように、

  • エデュトイが性格に合っていたこと
  • 科学的な好奇心を満たしてくれる内容だったこと
  • 難し過ぎない問題だったこと

などにより、学習習慣が身についたと考えています。

ひらがな・カタカナが書けるようになった

息子は年長の冬に「ひらがな・カタカナ」の清音46個をそれぞれ書けるようになりました。

効果的だったのは、〈じゃんぷ〉のメインエデュトイ「かきじゅんナビ」です。

紙の教材と連動している「かきじゅんナビ」

紙のワークとも連動していて、「かきじゅんナビ」で調べながら利用していました。

かきじゅんナビは、ひらがな・カタカナを正しく覚えるうえで、とても効果的な教材でした。

数の理解ができるようになった

〈じゃんぷ〉を利用して数の理解も進みました。

できるようになったことを具体的に挙げると以下の通りです。

「じゃんぷ」でできるようになったこと
  • 100まで言える
  • 50まで数字を読める
  • 簡単な「数の合成」ができる

数の合成

計算式を解くという訳ではなく「4個と1個合わせていくつ?」が絵を見ながら答えられること。

わが家の場合、数の理解は「紙のワーク」が大きな効果を発揮したように思います。

ワークの「数」の問題

時計が読めるようになった

結果から申し上げますと、時計は〇時〇分までしっかり読めるようにはなりませんでした。

文字盤の「1」が5分を意味していることが理解しにくかったようです。

それでも

  • 〇時
  • 〇時半

は読めるようになりました。

息子はどちらかというと数字が苦手なので、「〇時半」が読めればよいかなと考えています。

時計は紙のワークを中心に取り組みました。

ワークの「時計」の問題

プログラミング学習ができた

これは「身についたこと」ではありませんが、よかったのでよい口コミに挙げさせてもらいました。

プログラミング教育は、小学校の授業で必修化されたこともあり、気になっていました。

プログラミング学習はエデュトイ「3WAYべんきょうマシン」で利用できます。

エデュトイ「3WAYべんきょうマシン」

物事を順序立てて考える力(論理的思考力)が育まれたと感じています。

プログラミング学習ができたことは、子どもにとってとても良い経験でした。

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こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉の悪い口コミ

〈じゃんぷ〉を選んでよかったと思っていますが、「いまいち」と感じたこともあるので合わせて紹介しますね。

〈じゃんぷ〉の悪い口コミ
  • おもちゃが散らかる
  • ワークの量が少なかった
  • しまじろうへの興味がなくなった

1つずつお伝えします。

おもちゃが散らかる

〈じゃんぷ〉ではエデュトイが散らかりました。

これは〈じゃんぷ〉のエデュトイの性質によるところが大きいと思います。

〈じゃんぷ〉のエデュトイは、付属の小物が毎月少しずつ増えていくようにできています。

これらの小物は遊んでいるうちに、バラバラになって散らかりやすいという特徴があります。

息子は「お片付け」をあまりしない性格だったため、親が片付けをすることが多く、負担に感じることが多かったです。

ワークの量が少なかった

〈じゃんぷ〉のワークは量が少ないです

  • キッズワーク
  • パワーアップワーク

の2冊が毎月届きますが、子どものペースで取り組むと1日で終わらせてしまいます。

わが家では、「毎日5分」を目標にしていたので、2ページずつ行うようにしていました。

この点に関しては、同じ問題も繰り返しできるタブレット学習〈じゃんぷタッチ〉の方がよかったのかなと感じています。

しまじろうへの興味がなくなった

はじめは、絵本や紙のワークに登場するしまじろうを楽しんでいました。

しかし、年長さんにもなると園の友達の影響で仮面ライダーに夢中になり、しまじろうへの興味はなくなっていきました。

こどもちゃれんじのコンセプトの1つ、「しまじろうと一緒に学ぶ」という効果は、わが家ではあまりありませんでした。

こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉の教材

こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉を始めようか悩んでいる方に向けて、どのような教材があるか紹介しますね。

教材の種類を知って、お子さんに合っているか参考にしてください。

〈じゃんぷ〉の教材は大きく以下の4つがあります。

〈じゃんぷ〉の教材
  • 紙のワーク
  • エデュトイ
  • 絵本
  • デジタルワーク

1つずつお伝えします。

①紙のワーク

〈じゃんぷ〉の紙のワーク

紙のワークは

  • キッズワーク
  • パワーアップワーク

の2種類があります。

キッズワーク

基礎的な内容の「キッズワーク」

キッズワークは、基礎的な内容を学ぶ紙のワークです。

子どもが飽きずに取り組めるように、しまじろうが冒険などをしながら進める、ストーリー形式になっているのが特徴です。

パワーアップワーク

応用的な内容の「パワーアップワーク」

パワーアップワークは、キッズワークよりも少し難易度の高い応用問題に取り組める紙のワーク。

キッズワークの後に取り組むことで、理解を深めることができます。

②エデュトイ

エデュトイ:ひらがなかきじゅんナビ

こどもちゃれんじといえばエデュトイですよね。息子も夢中になりました。

エデュトイの特徴は以下の通り。

エデュトイの特徴
  • 子どもの好奇心や探究心を刺激するようなデザインや仕掛けがされている
  • 子どもが主体的に遊びながら学べる
  • 学習内容がキッズワークやパワーアップワークと連動している

こどもちゃれんじのエデュトイは、年長のお子さんが遊びながら学べる工夫がされています。

③絵本

〈じゃんぷ〉の絵本

絵本の内容は、年長児の興味や関心を引き出すような、身近なテーマや、ワクワクするような冒険などを取り入れています。

また、絵本の中に、遊びやクイズなど、楽しく学べる工夫が盛り込まれています。

息子は、ひらがなが読めるようになっていたので、全部ではないですが自分で読んでいました。

④デジタルワーク

しまじろうクラブアプリのデジタルワーク

デジタルワークは、スマートフォンに「しまじろうクラブ」というアプリをダウンロードして使用します。

  • くり返しできる
  • 動くワークや動画で楽しく学べる
  • 自動で丸つけ機能により1人で取り組める

といった特徴があります。

私の感想としては、病院の待ち時間など、外出先で利用できたのがよかったです。

こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉の年間ラインナップ

こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉の年間ラインナップは以下の通り。

〈じゃんぷ〉の年間ラインナップ

〈じゃんぷ〉はさまざまな力が育まれるカリキュラムになっています。

その上で、小学校入学までの準備がしっかりできるように

  • ひらがなに読み書き
  • 計算の基礎
  • 科学的な好奇心

を重点的に学べる内容になっています。

こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉をお得に始める方法

こどもちゃれんじをお得に申し込む方法は以下の2つがあります。

お得に申し込む方法
  • こどもちゃれんじ紹介制度
  • 12カ月分の受講費を一括で払う

それぞれ解説します。

こどもちゃれんじ紹介制度

こどもちゃれんじ紹介制度は、すでに入会している友達や兄弟姉妹の紹介で入会すると、プレゼントがもらえる制度です。

紹介した方、入会した方ともにプレゼントがもらえるので入会前に入会している人を探してみましょう。

こどもちゃれんじだけでなく、ベネッセの運営している「進研ゼミの小学講座、中学講座、高校講座」も対象に含まれますよ。

プレゼントの内容は入れ替えがあるので、公式サイトで確認してくださいね。

12カ月分の受講費を一括で払う

こどもちゃれんじでは、受講費を12カ月分一括で支払うことで割引になる制度があります。

始めに紹介しましたが、再度確認しておきましょう。

毎月払い12カ月分一括払い
1カ月あたりの受講費3,290円2,730円
1年間の受講費39,480円32,760円

12カ月分一括払いは、途中退会しても月額換算して差額が返金されるので、1年未満で退会する可能性があってもおすすめです。

1年分まとめて払った方が年間6,720円もお得です。

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こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉でよくある質問

途中でタブレットコースへの変更はできる?

〈じゃんぷ〉受講中でも、途中からタブレット学習の〈じゃんぷタッチ〉への変更はできます。

「途中でタブレット学習がよくなるかも…」という方でも、安心して〈じゃんぷ〉から始められます。

無料で試せる教材はある?

こどもちゃれんじには無料体験教材があり、公式サイトの資料請求フォームから申し込むことができます。

簡単に申し込みができるので、気になる方は、まずは無料体験教材の申し込みをしてみましょう。

教材はいつ届く?

初回教材は、入会手続き後、約8日で届きます。

2回目以降は、毎月1日までに届きます。

詳しく解説した記事もありますので、詳しく知りたい方は参考にしてください。

退会する時の連絡先は?

こどもちゃれんじの退会は、電話受付のみです。

公式サイトから退会手続きはできないので注意しましょう。

退会時の連絡先
  • 電話番号:0120-55-4103
  • 受付時間:9時~21時(年末年始は除く)
  • 退会申し込み締切:退会希望月の前月5日

まとめ

この記事では、こどもちゃれんじの年長(5・6歳)コース〈じゃんぷ〉について

  • わが家が選んだ経緯
  • 実際利用した上でのよい口コミ・悪い口コミ

を紹介しました。

特に、タブレット学習に抵抗があるご家庭には、〈じゃんぷ〉がよいと思います。

実際に利用した上で、よい教材だと思いますので利用してみてください。

こどもちゃれんを始めようか悩んでいる、ご両親のヒントになればうれしいです。

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