通信教材レビュー

【レビュー・口コミ】子ども分野の言語聴覚士がこどもちゃれんじを解説

黒猫

「こどもちゃれんじって、結局やらなくならない?」
「うちの子に合っているのかな?」

そんなふうに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

通信教材は、毎月続けるとそれなりに費用がかかります。だからこそ、始める前に「どんな教材なのか」「本当に子どもに合うのか」を知っておきたいですよね。

この記事では、子ども分野の言語聴覚士の視点から、

  • こどもちゃれんじの特徴
  • 実際に感じたよいところ
  • 始める前に知っておきたい注意点

を、できるだけわかりやすく解説します。

注意点

わが家で実際に受講したのは、「ぷち」「ぽけっと」「ほっぷ」「すてっぷ」「すてっぷタッチ」「じゃんぷ」「じゃんぷタッチ」です。

現在は、2025年度からコース構成が変更され、年少〜年長の「ほっぷ」「すてっぷ」「じゃんぷ」は、

  • ハイブリッドスタイル(紙+デジタル)
  • デジタルスタイル(タブレット中心)

に分かれています。

この記事では、実際に受講した旧コース・旧タッチ教材の体験をもとにレビューしつつ、現在のコース構成についても触れながら解説していきます。

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言語聴覚士
Profile
『子ども分野の言語聴覚士(小児ST)』として働いています。支援に関わる中で、「こんな教材があったらいいな」と感じたものを形にし、プリントを作成しています。

こどもちゃれんじってどんな教材?

こどもちゃれんじは、ベネッセコーポレーション が提供している幼児向け通信教材です。

0歳から年長までを対象としており、遊びを通して学べる教材として人気があります。

教材は年齢ごとに分かれていて、

  • エデュトイ(知育玩具)
  • ワーク教材
  • 絵本
  • 動画・アプリ

などを組み合わせながら学んでいきます。

こどもちゃれんじで使う教材

こどもちゃれんじでは、遊びと学びを組み合わせた教材が毎月届きます。

特に特徴的なのが「エデュトイ」です。

こどもちゃれんじのエデュトイ

子どもは“勉強している感覚”がほとんどなく、遊びながら自然に学べるように作られています。

例えば、

  • 指先を使う
  • 数を数える
  • 言葉を増やす
  • ルールを理解する

など、年齢ごとの発達に合わせたテーマが設定されています。

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しまじろうと遊びながら学べるのが魅力!

また、ワーク教材では、「シール貼り・迷路・探し絵・ひらがな・数」などに取り組みます。

こどもちゃれんじのワーク

年齢が上がるにつれて、お勉強要素が少しずつ増えていきますが、全体的には「遊び感覚」で取り組める内容です。

動画教材やアプリもあり、生活習慣やマナーを学べる内容も充実しています。

こどもちゃれんじのアプリ画面

現在は「ハイブリッドスタイル」と「デジタルスタイル」に変更

以前は、年中・年長向けに「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」というタブレットコースがありました。

現在は2025年度からコースが変更され、

  • 紙教材とデジタル教材を組み合わせた「ハイブリッドスタイル」
  • タブレット中心で学ぶ「デジタルスタイル」

に再編されています。

こどもちゃれんじの専用タブレット

この記事で紹介している「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」は旧コースになりますが、現在のデジタルスタイルにも共通する特徴はかなり多いです。

特に、

  • 動きや音で理解しやすい
  • 自動で丸つけしてくれる
  • 子どもが取り組みやすい

という“デジタル教材ならではのよさ”は、現在のコースにも引き継がれています。

こどもちゃれんじのよいところ

実際に使って感じた、こどもちゃれんじの大きな魅力は次の3つです。

こどもちゃれんじのよいところ
  • 遊びながら学べる
  • 幼児教育のバランスがよい
  • 子どもの発達がよく考えられている

それぞれ解説します。

遊びながら学べる

こどもちゃれんじ最大の強みは、「勉強感が少ないこと」です。

エデュトイはもちろん、ワーク教材も「探偵ごっこ」「お買い物ごっこ」「宝探し」のような遊び要素が入っています。

幼児期は、「勉強させる」よりも「楽しいからやる」の方が効果的です。

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幼児期は“学び好き”を育てる時期!

幼児教育のバランスがよい

幼児教育には、大きく分けて2つの考え方があります。

考え方特徴
生活基盤型興味・関心を大切にする
就学準備型読み書きや数を早めに学ぶ

こどもちゃれんじは、この2つのバランスがかなりよい教材です。

エデュトイでは遊びを通して学び、ワーク教材では読み書きや数に触れていきます。
「遊びだけ」「勉強だけ」になりにくいのは、こどもちゃれんじの大きな魅力だと思います。

発達がかなり細かく考えられている

短い文章やオノマトペが多く使われている

こどもちゃれんじは、細かい部分まで子どもの発達がよく考えられています。

例えば1〜2歳向けの絵本では、

  • 短く理解しやすい文章
  • 音の響きが楽しいオノマトペ

が多く使われています。

小さな手でも扱いやすい設計

2〜3歳向けの教材では、指先の発達に合わせて「持ちやすさ」まで工夫されています。

科学への興味を引き出す仕掛け絵本

年長になると、「どうして?」「なんで?」が増える時期。その時期に合わせて、体の仕組みや科学への興味を広げる教材も届きます。

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幼児教材は“発達に合っているか”がとても大切!

始める前に知っておきたい注意点

ここまでよいところを紹介してきましたが、実際には注意点もあります。

入会前に知っておきたいポイントは、主に次の3つです。

  • 発達にぴったり合わないことがある
  • 親の関わりが必要
  • 効果を期待しすぎない方がよい

発達にぴったり合わないことがある

こどもちゃれんじは「学年別」の教材です。そのため、

  • 4月生まれ
  • 3月生まれ

でも同じ教材を使います。

幼児期は個人差がかなり大きいので、「難しすぎる」「簡単すぎる」と感じることは普通にあります。

特に「難しすぎる」と感じる場合は注意が必要です。

幼児教材は、“できる経験”を積むことがとても大切。
頑張ってもできない状態が続くと、「学ぶのが嫌」という気持ちにつながることがあります。

一方で、少し簡単なくらいなら問題ないことも多いです。
「自信につながる」「スムーズに理解できる」「楽しく続けやすい」というメリットもあります。

親の関わりは必要

SNSでは、

  • 「最初だけだった」
  • 「途中でやらなくなった」

という口コミを見かけます。

特にワーク教材は、“遊び”より“お勉強”に近くなるため、子どもだけで継続するのは難しいこともあります。

そのため、一緒に見る・興味を持つ・褒めるといった関わりが大切です。

「自分からやる子になる」と言われることもありますが、実際には“親の関わりゼロ”で続けるのは難しいと思います。

効果を期待しすぎない

通信教材だけで、急激に色々な力が育つわけではありません。
子どもは日常生活の中でも、たくさん学んでいます。

そのため、通信教材は「成長をサポートするもの」と考えるのがよいでしょう。

ただし、「ひらがな」「数」「時計」などは、通信教材の効果を感じやすい分野だと思います。

コース別レビュー

「ぷち」1〜2歳コース

絵本とエデュトイが中心の内容

「ぷち」は、絵本とエデュトイがメインです。

まだ“勉強”をする年齢ではないため、ワーク教材はほとんどありません。

この時期は、「言葉を増やす」「指先を使う」「大人とのやり取りを楽しむ」ことが特に大切。

そのため、発達に合った内容だと感じました。

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「ぽけっと」2〜3歳コース

ごっこ遊びが広がる人気エデュトイ

2〜3歳頃は、ごっこ遊びが大好きな時期です。

「ぽけっと」では、「お店屋さん・お世話遊び・会話遊び」などができるエデュトイが充実しています。

特に「おしゃべりしまじろう」は、子どもの反応がかなりよかったです。

一方で、トイレトレーニング関連の教材も多いため、すでに完了している子には不要に感じることもあると思います。

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「ほっぷ」年少コース

遊びながら文字や数に触れられる

年少になると、少しずつ“学習らしさ”が出てきます。特に「ひらがなの読み・数」への取り組みが増えてきます。

ただ、年少でひらがなが難しい子はかなり多いです。

そのため、「できなくても大丈夫」という気持ちで取り組むのがおすすめです。

現在の「ほっぷ」は、ハイブリッドスタイル・デジタルスタイルに分かれていますが、“遊びながら学ぶ”という基本的な方向性は大きく変わっていないと感じます。

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「すてっぷ」年中コース

ひらがなの“書き”につながる内容が増える

年中では、「ひらがなを書く」練習が増えてきます。

ただし、いきなり書かせるのではなく、

  • 運筆
  • なぞり書き
  • 形をとらえる

など、土台になる力も意識されています。

言語聴覚士の視点でも、「読み書きの前段階」がしっかり考えられている教材だと感じました。

なお、以前は「すてっぷ」と「すてっぷタッチ」が分かれていましたが、現在はハイブリッドスタイル・デジタルスタイルへ移行しています。

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「じゃんぷ」年長コース

小学校入学を意識した内容

年長コースでは、就学準備の色合いが強くなります。

「ひらがな・カタカナ・時計・数・考える問題」など、「入学前に触れておきたい内容」が多く含まれています。

成果が見えやすい時期なので、「できるようになった!」を実感しやすいコースです。

その分、お勉強感も増えるため、親のサポートはかなり大切だと思います。

現在の「じゃんぷ」も、ハイブリッドスタイル・デジタルスタイルに分かれており、家庭に合わせて学習スタイルを選びやすくなっています。

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「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」(旧タブレットコース)

動きや音で理解しやすいタブレット教材

以前の「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」は、専用タブレットを使って学ぶコースでした。

現在は終了していますが、今の「デジタルスタイル」に近い学習イメージです。

タブレット教材には、

  • 動画でわかりやすい
  • 自動で丸つけしてくれる
  • 子どもの食いつきがよい

というメリットがあります。

特に、

「紙より映像の方が理解しやすい」
「耳だけより目で見た方がわかりやすい」

という“視覚優位”タイプのお子さんには、かなり相性がよいと感じます。

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まとめ|「届くのが楽しみ!」になりやすい通信教材

こどもちゃれんじは、

  • 遊びながら学べる
  • 発達への配慮が細かい
  • 幼児期の学びと相性がよい

という魅力のある教材です。

一方で、

  • 子どもに合わないこともある
  • 親の関わりは必要
  • 効果を期待しすぎない方がよい

といった点もあります。

幼児教材で一番大切なのは、「その子に合っていること」。

「毎月届くのを楽しみにできる教材がいい」
「遊びながら学んでほしい」

という家庭には、こどもちゃれんじはかなり相性がよいと思います。

現在は、年少〜年長コースが「ハイブリッドスタイル」「デジタルスタイル」に分かれ、家庭に合わせて選びやすくなっています。

この記事が、こどもちゃれんじを検討している方の参考になればうれしいです。

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『子ども分野の言語聴覚士(小児ST)』として働いています。支援に関わる中で、「こんな教材があったらいいな」と感じたものを形にし、プリントを作成しています。
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