こどもちゃれんじの年中向けタブレット学習、「すてっぷタッチ4月号」のレビュー記事です。
すてっぷタッチを始めようか悩んでいる方に向け、教材の内容と難易度がわかるように紹介します。
- 4月号から始めようか悩んでいる
- 4月号の難易度を知りたい
- 4月号の内容を知りたい
すてっぷタッチ4月号について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
「すてっぷタッチの効果」を言語聴覚士視点でレビューした記事もありますので、合わせてお読みください。
くろねこ
- 国家資格:言語聴覚士(ST)免許保有
- 総合病院で働く子ども分野の言語聴覚士
- 男の子・女の子を子育て中
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すてっぷタッチ4月号の概要
すてっぷタッチ4月号のテーマは「お菓子作り」。
しまじろうがケーキにデコレーションしたり、ドーナツの数を数えたり、お菓子作りに関連した問題が多くあります。
すてっぷタッチ4月号のタブレットコンテンツの配信日
4月号のタブレット教材は3月25日に配信されました。
すてっぷタッチで学べるレッスン数
タブレット教材は
- 基本的な内容の「メインレッスン」が25レッスン
- 難易度の高い「プラスレッスン」が15レッスン
の計40レッスンで構成されています。
どのレッスンも3~5分程度で終わる内容になっているよ。
4月号で学ぶテーマ
すてっぷタッチでは11のテーマを学びますが、「カタカナ・とけい・アート」の3テーマは4月号ではまだありません。
4月号は紙のワークもある
すてっぷタッチは「タブレット学習」がメインのコースですが、4月号は紙のワーク教材(紙教材)もありました。
すてっぷタッチ4月号の「メインレッスン」
メインレッスンは25個あります。レッスンの一部を紹介しますね。
ひらがなを書く練習
ひらがなを書く練習は、タッチペンで線を引く運筆練習から始まります。
運筆練習をしっかり行うことで、筆記具を正しく持ち、コントロールする力が育ちます。
文字を書くための基本から身につけるカリキュラムだね。
その後に「ひらがな」のなぞり書きの練習です。
「書き順」や「動き」をナビゲートしてくれるので、ひらがなを書く練習を「これから始める子」にちょうどいい難易度です。
4月号は書くのが簡単な「ひらがな」が中心だよ。
ひらがなを読む練習
ひらがなの読み練習では、正しい「ひらがな」を選択する問題がありました。
形の似た「ひらがな」を見分ける力が必要です。
このレッスンは「ひらがな」がある程度読めないお子さんだと難しいでしょう。
数の問題
ドーナツを、タッチペンで触れるとタブレットが数えてくれます。
数字を読める子なら正解することができる問題になっています。
考える力
上の写真は「ハートの形で水玉模様のろうそく」を探す問題。
- ハートの形
- 水玉模様
この2つの条件を覚えて正解を選ぶので、お子さんの記憶力(ワーキングメモリ)も鍛えられます。
自然科学
4月号では、ダンゴムシの丸くなる特性、足の数、触覚の働きなどを、動く映像で学びます。
ダンゴムシの特徴や動きを映像で学ぶことで、知的好奇心が刺激され、自然への興味を深めることができる内容でした。
ルール・マナー
「片付け」をテーマにした、しまじろうのアニメーションがありました。
片付けをすることで、部屋がきれいになるだけでなく、気持ちもスッキリするということを学ぶことができます。
片付けの大切さを学ぶことで、お子さんが片付けを習慣づけるのに役立つでしょう。
英語
出てくる英単語はネイティブの発音ですが、問題は日本語で説明されます。
こちらは、動物のシルエットを同じシルエットの場所に移動させて音楽を作ろうという問題です。
英語の教材というよりは、絵合わせの教材という印象です。
すてっぷタッチ4月号の「プラスレッスン」
プラスレッスンは15レッスン用意されています。
- もっとたくさん取り組みたい
- 解きごたえのある問題をやりたい
というお子さん向けのレッスンです。
「プラスレッスン」のひらがなの読み練習
形態が似ているだけでなく、「り」と「い」の音も似ているので、メインレッスンよりも難易度は高めになっています。
「プラスレッスン」の数の問題
プラスレッスンではタブレットが数えてくれないので、メインレッスンより少し難易度が高くなっています。
自分で数える必要があるよ。
「プラスレッスン」の考える力
話の筋が通るように並び替える問題。
この問題を解くためには、イラストの内容を理解し、時系列に沿って並べる必要があるので「理解力」と「思考力」が必要です。
けっこう難しいね。
すてっぷタッチ4月号「えんぴつワーク」
すてっぷタッチでは、実際に紙に書く体験をするために4月号、8月号、12月号の3回、紙のワークがあります。
4月号は、紙のワークがある月。
紙のワークは「えんぴつワーク」という名称です。
4月号の「えんぴつワーク」
内容は16ページ。
- 運筆練習
- なぞり書き練習
- 間違い探し
といった内容で、難易度はタブレット4月号とほぼ同様でした。
早期入会特典の紙のワーク
3月に入会したため、早期入会特典で紙のワークがさらに1冊ありました。
「ひらがな書きスタートワーク」という名称です。
「ひらがな書きスタートワーク」
内容は14ページ。
「ぐるぐる書き」や「運筆練習」といった内容で、ひらがなを書くページはありません。
難易度は4月号のワーク教材よりもさらに簡単です。
言語聴覚士視点でよいと感じたところ
すてっぷタッチ4月号の内容をみて、言語聴覚士視点でよいと感じた点を2つ紹介します。
筆圧が弱くても太い線で書ける
すてっぷタッチは、鉛筆練習を始めたばかりの子に向いていると感じました。
なぜなら、筆圧が弱くても太い線で描かれるからです。
幼児期は、手指の力が弱く、筆圧のコントロールが未熟で線が細くなることが少なくありません。
私自身、筆圧の弱いお子さんを指導する時に、太く書けるフエルトペンを使うこともあります。
すてっぷタッチでは、筆圧が弱くても太く描写されるので、書く練習を始めたばかりの年中さんに向いているといえます。
選択肢を動かすことが運筆力upになる
すてっぷタッチは答えを選択する問題が多くあります。
ただ選択肢をタッチペンでタップするのではなく、指定の場所まで移動させるようになっています。
これは運筆力も同時に育まれるためよいと感じました。
まとめ
以上が、こどもちゃれんじ、「すてっぷタッチ4月号」の内容です。
教材の難易度は、
- ひらがなが書けなくても大丈夫
- ひらがな・数字がまったく読めないと難しい
となっています。
また、4月号では年に3回ある「紙のワーク」が届く月です。さらに、早期入会することで特典のワークも届きます。
4月は新しい環境で学習をスタートするのに絶好の機会です。
この時期に、毎日少しずつ取り組める教材で学習を始めることで、お子さんに無理なく学習習慣を身につけさせることができるでしょう。
この記事が、入会を検討している方の参考になればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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