スマイルゼミのコアトレってどう?
実際の学年よりも先の内容を学習できる、スマイルゼミの無学年学習「コアトレ」。
他の幼児教育教材にはないサービスのため、内容が気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、スマイルゼミ幼児コースを検討している方に向け、コアトレの解説をします。
また、年中・年長児がコアトレに取り組んだ体験談と率直な感想も紹介します。
コアトレが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
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スマイルゼミの無学年学習「コアトレ」の概要
スマイルゼミの「コアトレ」は、子どもの理解度に合わせて学習を進める「無学年制」のコンテンツです。
追加料金は必要なく、スマイルゼミの会員なら誰でも利用できます。
コアトレの特徴①先取り学習&さかのぼり学習ができる
コアトレは学年を越えた学びができます。
- 得意分野は「先取り学習」
- 苦手分野は「さかのぼり学習」
このように、お子さんに合わせて学習を進めることができます。
とはいえ、未就学時用のコンテンツは少ないので、苦手分野の学習は通常の毎月配信される講座を利用した方がいいでしょう。
毎月配信の通常講座の方が演出がわかりやすいので、子どもウケがいいよ。
コアトレの特徴②学ぶ内容は「算数・数学」と「国語」の2つ
コアトレで学ぶ内容は「算数・数学」と「国語」の2分野です。
「算数・数学」と「国語」は、小学校以降で学習する「すべての教科の基礎」となる科目です。
主要2教科に特化することで、小学校以降の学習の基礎をしっかりと固め、幅広い学力向上が目指せる内容になっています。
学びの「核(コア)」を「鍛える(トレーニング)」という意味だと思うよ。
コアトレの特徴③学習範囲は幼児レベル~中学3年生レベル
コアトレの学習範囲は幼児レベルから中学3年生レベルまであります。
コアトレの学習の進め方
ここではコアトレでの学習の進め方を紹介します。
コアトレはタブレット左上のアイコンをタップすると始められます。
ステージ
コアトレは14段階のステージで構成されています。
幼児~小学校1年生レベルのステージ1から始まり、中学3年生レベルのステージ14まであるといった具合です。
コアトレのステージ一覧を見る
「算数・数学」のステージ一覧
ステージ1 | ステージ2 | ステージ3 | ステージ4 | ステージ5 | ステージ6 | ステージ7 | ステージ8 | ステージ9 | ステージ10 | ステージ11 | ステージ12 | ステージ13 | ステージ14 |
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計算 | 計算 | 計算 | 計算 | 計算 | 計算 | 計算 | 計算 | 計算 | 計算 | 計算 | 計算 | 計算 | 計算 |
かずをくらべよう | 120までのかず | たし算の筆算 | 大きい数のたし算 | 少数の表し方 | 1億より大きい数 | 小数と整数のわり算 | 偶数と奇数/倍数と約数 | 小数をかけるかけ算 | 分数のかけ算 | 文字を使った式 | 正負の数の計算(加減) | 式の計算(1) | 多項式 |
10までのかず | たしざん | ひき算の筆算 | 大きい数のひき算 | 小数の計算 | 大きい数のかけ算 | 小数の表し方 | 分数と小数と整数 | 小数でわるわり算 | 分数のわり算 | 文字を使った式 | 正負と数の計算(乗除) | 式の計算(2) | 素因数分解・因数分解 |
かずをかこう | ひきざん | かけ算(1) | かけ算のりよう | 分数の表し方 | 1けたの数でわる筆算 | 小数のたし算・ひき算 | 分数のたし算・ひき算(通分) | 小数でわり割り算の利用 | 分数のかけ算・わり算の利用(1) | 数量 | 文字式 | 連立方程式 | 平方根 |
いくつといくつ(1) | くりあがり・くりさがり | かけ算(2) | わり算・わり算のりよう | 分数の計算 | 2けたの数でわる筆算(1) | 小数と整数のかけ算 | 帯分数のたし算・ひき算(通分) | 数量 | 図形 | 並べ方と組み合わせ方 | 一次方程式 | 連立方程式の文章題 | 二次方程式 |
いくつといくつ(2) | 3つのかずのけいさん | かけ算(3) | あまりのあるわり算 | 数量 | 2けたの数でわる筆算(2) | いろいろな分数の計算 | 数量 | 速さ | 図形と角 | いろいろな表とグラフ | 一次方程式の利用 | 数量 | 二次方程式の文章題 |
なんばんめ | たしざんとひっさん | 1万までの数 | 1億までの数 | 長い長さ | 計算のきまり | 数量 | 変わり方 | 割合 | 図形と合同 | 図形 | 数量 | 一次関数(1) | 数量 |
20までのかず | 1000までのかず | 数量 | 1けたの数をかける筆算 | 重さ | がい数 | 表とグラフ | 平均と単位量あたりの大きさ | 帯グラフ・円グラフ | 円周と円の面積 | 角柱や円柱 | 比例と反比例 | 一次関数(2) | 二乗に比例する関数 |
60までのかず | 数量 | 長さ | 2けまでの数をかけるかけ算の筆算 | 図形 | 図形 | 図形 | 比 | 角柱や円柱の体積 | 図形 | 確率 | 図形 | ||
数量 | ひょうとグラフ | 水のかさ | 円と球 | 図形 | 正方形と長方形の面積 | 比例 | 対称な図形 | 平面図形 | 図形 | 相似 | |||
ながさとみずのかさ | 図形 | 時こくと時間 | 三角形と角 | 直方体と立方体 | 直方体・立方体の体積 | 反比例 | 拡大図と縮図 | 空間図形 | 平行と合同 | 円周角 | |||
とけい | かたち | 図形 | いろいろな図形の面積 | 三角形と四角形 | 三平方の定理 | ||||||||
いろいろな形 |
「国語」のステージ一覧
ステージ1 | ステージ2 | ステージ3 | ステージ4 | ステージ5 | ステージ6 | ステージ7 | ステージ8 | ステージ9 | ステージ10 | ステージ11 | ステージ12 | ステージ13 | ステージ14 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 | 文字・漢字 |
ひらがな(1) | カタカナ(3) | かん字(1) | かんじ(1) | かん字(1) | 漢字(1) | 漢字(1) | 漢字(1) | 漢字(1) | 漢字(1) | 漢字(1) | 漢字(1) | 漢字(1) | 漢字(1) |
ひらがな(2) | カタカナ(4) | かん字(2) | かんじ(2) | かんじ(2) | 漢字(2) | 漢字(2) | 漢字(2) | 漢字(2) | 漢字(2) | 漢字(2) | 漢字(2) | 漢字(2) | 漢字(2) |
ひらがな(3) | かんじ(1) | かん字(3) | かんじ(3) | 漢字(3) | 漢字(3) | 漢字(3) | 漢字(3) | 漢字(3) | 漢字(3) | 漢字(3) | 漢字(3) | 漢字(3) | 漢字(3) |
ひらがな(4) | かん字(2) | かん字(4) | 言葉 | 言葉 | 漢字(4) | 言葉 | 言葉 | 漢字(4) | 言葉 | 漢字(4) | 漢字(4) | 漢字(4) | 漢字(4) |
ひらがな(5) | かん字(3) | かん字(5) | ことばのかんけい | 四字じゅく語 | 言葉 | 言葉あつめ(1) | 言葉あつめ(1) | 言葉 | 四字熟語 | 言葉 | 言葉 | 言葉 | 言葉 |
カタカナ(1) | 言葉 | 言葉 | かんようく | ことばあつめ | ことわざ | 言葉あつめ(2) | 言葉あつめ(2) | 故事成語 | 言葉あつめ | 故事成語 | 語い(1) | ことわざ・四字熟語 | 語い(1) |
カタカナ(2) | ひらがな・カタカナのきまり | ことわざ | ことわざ | ことばのかんけい | 言葉あつめ(1) | 慣用句 | 慣用句 | 言葉あつめ(1) | 類義語・対義語 | 語い(1) | 語い(2) | 語い | 語い(2) |
言葉 | ことばのかんけい | ことばあつめ(1) | ことばあつめ | 慣用句 | 言葉あつめ(2) | 四字じゅく語 | 四字じゅく語 | 言葉あつめ(2) | 文のしくみ | 語い(2) | ことわざ・慣用句・四字熟語・故事成語 | 文のしくみ | 文のしくみ |
ことばあつめ(1) | 文のしくみ | ことばあつめ(2) | 文のしくみ | 文のしくみ | 文のしくみ | にた意味の言葉・反対の意味の言葉 | 類義語・対義語 | 慣用句 | 敬語(1) | 文のしくみ | 類義語・対義語 | 訳しかた | 返り点(1) |
ことばあつめ(2) | だれが・どうした | 文のしくみ | 言いかえ | 文のつくり | 文のつくり | 文のしくみ | 文のしくみ | ことわざ | 敬語(2) | 対比 | 文のしくみ | 係り結び | 返り点(2) |
ことばのかんけい | つなぎことば | だれが・どうした | わけ | つなぎことば | ひゆ | 原いんと結果 | 言いかえ・比ゆ | 文のしくみ | 原因と結果 | 文のつくり | 助詞 | 助動詞 | |
ていねいご | こそあどことば | 言いかえ | 接続語 | 事実と意見 | 指示語 |
単元
コアトレの各ステージはいくつかの「単元」で構成されています。
こちらは算数のステージ1の画面で、写真の四角の1つ1つが「単元」です。
各単元は以下の流れで進めます。
- 解説パートと練習パート
- 問題を解く
- 確認テスト
はじめて学ぶ単元でも、解説と練習でしっかり理解した上で進めます。
いくつかの問題を解いて、「確認テスト」を合格すると次の単元ができるようになります。
「連続チャレンジ」と「タイムアタック」
終わったステージも、「連続チャレンジ」と「タイムアタック」というトレーニングモードで学習することができます。
連続チャレンジ
同じような問題を繰り返し解くことで、問題パターンに慣れ、正確さとスピードの向上を図ります。
タイムアタック
制限時間内にできるだけ多くの問題を解くことで、瞬発力と集中力を鍛えるモードです。
みんトレ
「みんトレ」は全国のスマイルゼミ利用者とマッチングして正当数を競い合うようなコンテンツ。
メダルやトロフィーをゲットして、自分の学習を目で見える形でモチベーションを上げていくことができるようになっています。
年中・年長児がコアトレに取り組んだ体験談
ここでは、わが家の長男が年中~年長でコアトレに取り組んだ体験談を紹介します。
結果からお伝えすると、年中から年長の秋までは積極的に取り組むことはなく、年長秋以降に「タイムアタック」に夢中になっていました。
年長の秋まで積極的に取り組むことはなかった
振り返ってみると、年長の後半まで息子が積極的に取り組まなかった理由は以下の2つだと感じています。
- コアトレは幼児には難しいものが多かった
- 演出がシンプルで興味を持ちにくかった
2つについて以下に説明します。
コアトレは幼児には難しいものが多かった
子どもが積極的にコアトレをやろうとしなかった理由として、子どもには難しかったからだと感じています。
1番簡単なステージ1は「幼児~小学1年生レベル」です。
こちらはステージ1の問題ですが、「10までの数の概念」と「数の加算」についての理解が必要です。
長男は、「10までの数の概念」が身についたのが年長の秋なので、それまでは問題の解説を聞いても理解できていませんでした。
その結果、コアトレに取り組む意欲がわかなかったようです。
演出がシンプルで興味を持ちにくかった
長男がコアトレに取り組まなかった理由として、「演出がシンプルで興味を持ちにくかった」という点が挙げられます。
コアトレは、学習内容に重点を置いているため、画面の演出は比較的シンプルです。
そのため、視覚的にわかりやすい通常講座に比べて興味を持ちにくかったようです。
年長の秋から「タイムアタック」に夢中になった
長男は、年長秋から「タイムアタック」のコンテンツに夢中になりました。
その理由は、年長秋ころに「10までの数の概念が身についた」からだと考えています。
年長秋になり、10までの数の概念がしっかりと身につくと、コアトレの問題が解けるようになり、達成感を味わえるようになったようです。
そして、自分の記録を更新しようと、何度も挑戦していました。
子どもの反応をみて感じたコアトレのよかったこと・注意点
実際に子どもがコアトレに取り組んだリアルな反応から感じた、メリットとデメリットについて紹介します。
コアトレのよかったこと
ここで紹介する内容は、「タイムアタック」に夢中になったことで見られた子どもの変化です。
- 自信がついた
- 足し算の基礎が身についた
- 集中力が身についた
それぞれ説明します。
自信がついた
長男がコアトレで夢中になったのは算数の問題のタイムアタック。
タイムを更新するたびに「やったー!新記録だ!」と大きな声でよろこんでいました。
努力して新記録を達成したときの表情をみて、コアトレの自信を育む効果を実感しました。
足し算の基礎が身についた
コアトレのタイムアタックは数の加算の反復練習です。
計算式が解けるようになった訳ではありませんが、この反復練習が「数の概念」をより深め、その後の計算力の土台になったと感じています。
集中力が身についた
コアトレのタイムアタックは短時間で集中して取り組む必要があるため、子どもの集中力アップに効果的でした。
集中して取り組む習慣が身についたことで、最後までやり遂げる力や粘り強さも養われたように感じています。
コアトレの注意点
長男は年中~年長秋までは、コアトレを積極的に取り組みませんでした。
その時に、親として感じた注意点は以下の2つです。
- 親が先取り学習に期待してしまう
- 年中児には難しい
それぞれ説明します。
親が先取り学習に期待してしまう
コアトレは、先取り学習も可能なため、親としてはつい期待してしまうことがあります。
しかし、子どもがまだ幼い場合は、無理に先取り学習を進めるのではなく、基礎をしっかりと固めることが重要です。
わが家の長男の場合、難しい問題でモチベーションが下がることがありました。
そのため、親の期待を押し付けないように注意が必要だと感じました。
幼児には難しい問題が多い
コアトレの問題は幼児には難しいものが少なくありません。
「先取り学習がバッチリできる!」と考えている場合、期待通りにならないこともあります。
スマイルゼミのコアトレまとめ
スマイルゼミの無学年学習コアトレについて、わが家の体験談を含め紹介しました。
あくまで、わが家のケースですが、年長後半までは積極的に取り組むことはありませんでしたが、「タイムアタック」など夢中になるコンテンツもありました。
そして、一定の効果も感じています。
コアトレについて、わが家で感じた「よかったこと」と「注意点」をおさらいしておきましょう。
- 自信がついた
- 足し算の基礎が身についた
- 集中力が身についた
- 親が先取り学習に期待してしまう
- 年中児には難しい
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