「こどもちゃれんじはいつから始めたらよい?」「早ければ早いほどいいの?」そんな悩みを抱えていませんか。
結論からいうと
いつ始めると1番効果があるかというのは、ケースバイケースでお子さんによって異なります。
なぜなら、
- お子さんの発達
- お子さんの興味・関心
- 親のサポート体制
- ご両親の考え・家庭の方針
によって変わるからです。
とはいえ、それでは困りますよね。
今回は「こどもちゃれんじを始める目的」に分けて、毎年100人以上の子どもに関わっている、私なりの考えを紹介します。
こどもちゃれんじを始める時期について、迷っている方は参考にしてください。
くろねこ
- 国会資格:言語聴覚士(ST)免許保有
- 総合病院で働く小児ST
- お子さんの発達を支援する仕事をしている
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「子どものために何かやっておいた方がいいかな」という場合

早期からのガツガツした教育は必要ないけど、やっぱり何かやっておいた方がいいかな
という場合は、「いつから」ということではなく、ご両親のタイミングで「早めに」始めるのがよいでしょう。
「早期から『ことば・文字・数』に触れながら、本人が楽しみながら学ぶ」という、子どもにとって好ましい環境を整えることができます。

こどもちゃれんじは、こういう使い方が1番合っているよ。
ひらがなの読み書きができるようにしたい場合


幼児期のお子さんをもつご両親の中には、「ひらがなの読み書き」を身につけることが気になる方が多いと思います。
- ひらがなの読み
- ひらがなの書き
に分けて始めるタイミングを説明します。
ひらがなの読めるようにしたい場合
ひらがなの読み書きを身につけたいとお考えの場合は、年少コース「ほっぷ」から始めるのがおすすめです。
なぜなら、こどもちゃれんじでは、年少コースから「ひらがなの読み練習」が本格的に始まるからです。
より早く「文字へ興味を持つこと」から始める場合は2~3才コースの「ぽけっと」から始めるのがよいでしょう。



1~2才コース「ぷち」から始める必要はないと思うよ。






ひらがなを書けるようにしたい場合
ひらがなを書けるようにしたい場合は、年中コース「すてっぷ」から始めるのがおすすめ。
こどもちゃれんじでは、年中から「ひらがなの書き練習」が始まります。




カリキュラムとしては、年中は「運筆」「なぞり書き」が中心で、年長から本格的にひらがなを書く練習が始まります。
年長では、拗音(ようおん)と呼ばれる小さい「ゃ、ゅ、ょ」や、小さい「っ」の練習もあり、後半ではカタカナを書く練習まで取り組みますよ。
また、書く練習は少なからず反復練習が必要になるので、繰り返しできるタブレット学習が向いています。






小学校入学に向けての力をつけたい場合


小学校入学までに身につけておきた力を以下の2つと考えた場合で説明します。
- ひらがな・カタカナ・数字の読み書き
- 1桁の足し算・引き算
この場合、年中コース「すてっぷ」から始めるとよいです。
理由を説明します。
この2つの力は以下の順番で身についていきます。
- 数字・ひらがなの読み
- 数字・ひらがなの書き
- カタカナの読み
- カタカナの書き
- 1桁の足し算
- 1桁の引き算
この中で、普段の生活では身につきにくく、何かしらの「練習」が必要なのは「書くこと」です。
こどもちゃれんじのカリキュラムでは、「②数字・ひらがなの書き」が年中コースから始まります。
そのため、小学校入学に向けての力をつけたい場合は、年中コースから始めるとよいでしょう。
学習習慣を身につけさせたい場合


小学校入学までに机に向かって、課題をこなす「学習習慣」を身につけておきたいとお考えのご両親も多いと思います。
私は、机に向かう習慣は少なくとも「4歳半の発達」が必要だと考えています。
そのため、学習習慣を身につけることが目的の場合は、4歳半~5歳くらいを目安に始めるとよいでしょう。



学年ではなく、年齢で考える!
こどもちゃれんじのコースでいうと、年中コース(すてっぷ)~年長(じゃんぷ)の期間になります。
教材が足りない
学習習慣を目的に1週間で4~7日取り組む場合、こどもちゃれんじのワーク教材では足りません。
繰り返しできるタブレットコースにするか、公文などのドリルワークを買う必要があります。
こどもちゃれんじを始める上で大切なこと


この記事では、こどもちゃれんじを始めるタイミングについて、目的別にいくつかの例で紹介しました。
もちろん、この記事で紹介した時期よりも早く始めても、遅く始めても効果はあります。
あくまでも私が考える、「始めるタイミングの例」としてお考え下さい。
大切なこと
こどもちゃれんじは、英才教育のカリキュラムにはなっていません。
そのため、
- 「子どもの学び」は生活と遊びが軸と考え、それを大切にする
- こどもの負担にならない程度にこどもちゃれんじで楽しく「学ぶ」
というスタンスで使用する必要があります。
大切なのは
「苦手、嫌い」と感じてしまうようなことにならないよう気を付けること。
できることを増やすよりも、就学までに「勉強って楽しい」と感じてもらうことの方が大切です。
「学びが楽しい」と思えるように、こどもちゃれんじが使えれば100点だと個人的には思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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